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小学生の習い事にパソコンを学ばせたいけれど・・・
WordやExcelを習うべき?
それともプログラミング?
そんな疑問を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。
WordやExcelは社会に出れば必ずと言って良いほど使うツールであり、将来にわたって役立つスキルです。
しかし、最近はAIの進化によって、文書作成や表計算の多くが自動化できるようになってきました。
これからは「WordやExcelが使えること」そのものよりも、WordやExcelをAIと組み合わせて効率的に活用できる力 が求められる時代になっていきます。
一方でプログラミングは、ゲームやアニメ制作を通じて「楽しみながら学べる」だけでなく、論理的思考力や問題解決力を育てる教育効果が注目されています。
特に小学生のうちからプログラミングを学ぶことで、AI時代にも活きる「仕組みを理解する力」を自然に身につけることができます。

では、小学生にとって本当におすすめなのはどちらなのでしょうか?

私はパソコン教室に勤務していた時に、小学生の子にプログラミングとWord・Excelを教えていました。
そこで今回は、Word・Excelとプログラミングの特徴やメリット・デメリットを比較し、保護者の方が習い事を選ぶときのポイントをわかりやすく解説します。
実際に、授業を対応させていただいた経験からお伝えしていきますので、ぜひ、最後まで読んでみて下さいね!
Word・Excelを小学生が学ぶメリット

Word(ワード)やExcel(エクセル)は、社会に出れば必ずと言ってよいほど使う機会がある基本的なソフトです。
将来どんな職業に就くにしても「文書作成」「データ管理」といった場面は避けられません。
将来に向けてWordやExcelの基礎を知っておけば、下記のような大きなメリットがあります。
- 将来の仕事や学校生活で役立つ
- AI時代だからこそ基礎知識が活かせる
将来の仕事や学校生活で役立つ
WordやExcelの基礎知識は、将来仕事で役立つだけでなく、学校生活においても役立ちます。
中学・高校になると、レポートや作文などの文書作成にWordが使われるようになってきました。
数学や社会のデータの統計や、集計、グラフ、表の作成にはExcelが使われることがあります。
小学生のうちからWordやExcelに慣れていると、学校でICT(情報通信技術)を取り入れた授業の時に自信が持てます。
お子様にとっても「パソコンが使える」という自己肯定感につながるので、大きなメリットになると言えるでしょう。

WordやExcelに加えて、PowerPointも覚えておくと将来役に立つね!

最近は、小学校でもWord・Excel・PowerPointを習うようになってきました。
AI時代だからこそ基礎知識が活かせる
最近ではAIが文章を作ったり、データを集計することが可能になってきました。
しかし、WordやExcelの基礎を知らないと
- AIが作った文章や表を整える
- 内容が正しいかどうかを確認する
といった作業ができません。
つまり、AIを活用するためにも最低限のWord・Excelのスキルは必要なのです。
このように、Word・Excelは「社会で必ず使う」「AI時代でも知識ゼロでは困る」という点で確かに学ぶ意味があります。
しかし、小学生の習い事としては「デメリットもある」ので、詳しく解説していきます。
Word・Excelを小学生が習うデメリット

WordやExcelは将来必ず役に立つスキルですが、「小学生の習い事」として考えると下記のようなデメリットもあります。
- 楽しさが少なく、モチベーションが続きにくい
- 学校や参考書で十分に学べる
- 中学・高校から習い始めても十分間に合う
- AIによる自動化が進んでいる

このデメリットを把握しておけば、プログラミングなど、他の習い事と比較しやすくなるよ!
楽しさが少なく、モチベーションが続きにくい
Word・Excelの学習は、文書作成や表計算など「実務的な内容」が中心です。
小学生にとっては、習う意味や必要性の理解が難しく、モチベーションが上がらない子がとても多いです。
ゲーム感覚で学べるプログラミングやロボット教材と比べると、小学生にとっては「つまらない」と感じやすく、やる気の維持が難しいことがあります。

実際に私が小学生にWordやExcelを教えていた時も、居眠りをしてしまう子や、手が止まったままボーッとしてしまう子、タイピングばかりしてしまう子が多かったです。

プログラミングを学習している小学生は、常にモチベーションが高く、目をキラキラさせて取り組んでおり、質問もたくさんしていました。違いが印象的でした。
学校や参考書で十分に学べる
現在の小学校や中学校では、レポートや作文、学習発表会などWordやExcel、PowerPointを使う機会が多々あります。
さらに、市販の入門書やインターネット上の教材も豊富なため、わざわざ習い事として時間とお金をかけて学ばなくても十分習得できるケースが多いです。
中学・高校から習い始めても十分間に合う
WordやExcelは中学や高校など、必要性を感じてから習い始めても十分間に合います。

今の子供たちは、当たり前のようにスマホやゲームに触れている子が多いので、WordやExcelの操作を理解するのがとても早いです。

実際に私がWordやExcelを教えていた時も、中学2年生くらいからしっかり理解して取り組める子が多く、習得にかかる時間も大人と比べるとかなり早かったです。
AIによる自動化が進んでいる
最近では、WordやExcelを使わなくても、AIが文章やレポートを作成したり、表やグラフを自動生成することも可能になってきました。
AI時代になっても、WordやExcelの基礎知識は必要ですが、子ども時代から高度に学ぶ必要性が薄れてきているのも現実です。
このように、WordやExcelは「将来役立つけれど、小学生の習い事としては優先度は低い」スキルだと言えます。
プログラミングを学ぶメリット

プログラミングは「遊び」と「学び」を両立できる習い事です。
特に小学生のうちに始めると、楽しく取り組みながら下記のような将来に役立つ力を自然に身につけることができます。
- 論理的思考力が身につく
- 創造力や表現力を伸ばせる
- 問題解決力が養われる
- 楽しみながら学べる
- AI時代に強い学びになる

プログラミングは、プログラマーを目指すためだけの習い事ではなく、考える力を育てる習い事になるよ!
論理的思考力が身につく
プログラミングでは「もし○○なら△△する」「同じ動きを繰り返す」など、手順を整理して考えることが必要になります。
このような、筋道を立てて考える力を論理的思考力と言います。
算数や数学でも学ぶ論理構造に近く、子供たちは、プログラミング学習を通じて、論理的思考力を自然に身につけることができます。

論理的思考力は、お料理作ったり計画を立てたり、日常生活にも役立ちます。
創造力や表現力を伸ばせる
Scratchなどの教材を使えば、自分の好きなキャラクターを動かしたり、オリジナルゲームやアニメーションを作ったりできます。
子どもが自由な発想を形にできるため、創造力や自己表現力を大きく伸ばすことができます。
問題解決力が養われる
プログラミングでは「思ったように動かない」「エラーが出る」といった場面がつきものです。
子供たちは、そのたびに原因を追求し、試行錯誤しながら解決していきます。
このプロセスを経験することで、粘り強く問題を解決する力が身につきます。
楽しみながら学べる
WordやExcelが「実務的な内容」であるのに対し、プログラミングは「遊びの延長」で学べます。
子どもにとってはゲームを作ったりキャラクターを動かしたりする楽しさがモチベーションとなり、学習を継続しやすいのが大きな魅力です。

決してゲームで遊んでいるのではなく、ゲームを作る側のプロセスを通じて「考える力」を学んでいます。
AI時代に強い学びになる
AIの進化によって、文章作成や表計算、イラスト制作など、これまで人間が行ってきた多くの作業が自動化できるようになってきました。
こうした時代に求められるのは、「AIを単純に使う力」ではなく、「AIを理解して使いこなす力」です。
プログラミング学習は、物事の仕組みを考えるので、この「AIを理解して使いこなす力」を養うのに最適です。
・AIの裏側をイメージできる
プログラミングを学んだ子供たちは、「命令を与えるとコンピューターがどう動くか」という仕組みが理解できます。そのため、AIが出した答えに対しても「なぜこうなったのか?」「正しいのか?」という疑問を持ち、正しく効率的に使えるようになります。
・AIを活かす発想ができる
単にAIを利用するだけでなく、「こんな仕組みを作ればもっと便利になるのでは?」という発想ができるのは、プログラミングを学んでいる子どもの強みです。AIに仕事を任せるのではなく、AIを道具として使いこなす力が養われます。
・変化に対応できる柔軟性が育つ
技術は常に進化し、10年後に今のツールがそのまま残っているとは限りません。プログラミングで培った「問題を整理して考える力」や「仕組みを作って改善する姿勢」は、新しいテクノロジーが登場した時も応用できる普遍的な力となります。

新しいツールについて行けない!という事態をなくすためにも、プログラミング学習に触れておくことは大切!
このことから、プログラミング学習は、「AIに使われる側」ではなく「AIを使いこなす側」になるための基礎と言えるのです。
小学生におすすめのプログラミング教室を項目別にまとめました
結論:小学生におすすめはプログラミング

Word・Excelは社会に出れば必ず役立つスキルですし、AI時代になっても「WordやExcelの基礎知識があること」は欠かせません。
AIが自動で文書や表を作れるようになっても、その内容を確認・調整・活用するのは人間だからです。
しかし、小学生の習い事として考えた場合、WordやExcelを一生懸命に学ぶ必要性は高くありません。
- 楽しさが少なく、モチベーションが続きにくい
- 学校や教材で十分に学べる
- 中学や高校からでも十分間に合う
こうした理由から、小学生が今の時期に習うなら、圧倒的にプログラミングの方がおすすめです。
プログラミングなら、
- 論理的思考力・問題解決力・創造力が育つ
- ゲーム感覚で楽しく学べるから継続しやすい
- AI時代にも活きる「仕組みを理解する力」を養える
というメリットがあり、子どもの成長に直結します。
このことから、保護者の方は「Word・Excelは必要になった時に学べば十分」と考え、小学生のうちはプログラミングを通して思考力や創造力を伸ばすことを優先されるのがおすすめです。
うちの子にできるかな?
と心配される保護者の方も多いですが、プログラミングは遊びの延長のように楽しく学べるのが魅力です。
まずは気軽に体験教室に参加してみて、お子様の反応を見られるのがおすすめです。
プログラミングに興味はあるけど、今はまだ教室に通わせるほどではないかな?という方には、月額料金で自宅で学べるプログラミング教材もおすすめです。
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ほとんどのプログラミング教室では、無料体験が実施されています。
お子様に合うか合わないかは、実際に体験してみないと分からないことが多いので、ぜひ、いろんな体験教室に参加されてくださいね!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺
迷った時は無料体験を利用してみよう
※目的や種類ごとに比較表にまとめました