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転職や就職を考えた時に気になるのがパソコンのスキル。
ここ数年でデジタル化が加速し、様々な業種でパソコンのスキルが必要になってきました。
そこで気になるのが
- パソコンのスキルを習得する方法
- 資格も取得するべきか
ということ。
パソコンの資格と言われた時に「MOS」の資格を思い浮かべる方は多いと思います。
ところが、MOSの資格の必要性についてインターネットで調べてみると
- MOSの資格は役に立たない
- MOSの資格は必要ない
- MOSの資格は恥ずかしい
という情報が出てきます。

えー!!MOSの資格って意味ないの?
こんな情報を見てしまうと、パソコンの勉強をする意力がなくなりそうですよね。
私は、初心者向けのパソコン教室のインストラクターを約4年ほどしていて、MOSの資格取得のサポートもさせていただいたことがあります。
そこで今回は
- MOSの資格の必要性
- MOSの資格が役に立たないと言われる理由
- officeのスキル習得方法
ついて私の考えをまとめてみました。

転職や就職をお考えの方は、ぜひ、読んでみてくださいね!
MOSの資格の必要性

MOSは、Microsoft社が認定する国際資格で、正式名称は【Microsoft office specialist】。
カタカナ表記では【マイクロソフトオフィススペシャリスト】で、WordやExcel・PowerPointなど、office製品に特化した資格になります。
MOSの資格が、転職や就職する時に必ず必要かと聞かれると、私の考えは
資格取得は必ずしも必要ではない
です。
理由としては
- officeのスキルが重視されない業種がある
- 資格の有無より実用的なスキルを重視される
の2つです。
たとえば、パソコンを使用する業種の中でも、webデザイナーやイラストレーターの方は、Photoshopやillustratorを使って仕事をされます。
WordやExcel、PowerPointを使う機会は少ないので、MOSの資格はおそらく役に立たないでしょう。
また、WordやExcel・PowerPointを日常的に使用する事務職や営業職などでは、資格の有無より、実用的なスキルを持っているかどうかが重視されることがあります。

実は私もMOSの資格は持っていません。インストラクターの面接を受けた時も、資格の有無は問われませんでした。

資格の有無は実用的なスキルの証明にはならないの?本当に役に立たない?
MOSの資格が役に立たないと言われる理由

MOSの資格が役に立たないと言われてしまう理由には
- MOSの資格の難易度
- MOSの資格の知名度
- MOSの資格の費用対効果
この3点が影響していると私は考えています。

MOSの資格の難易度は意外にも低めです。
MOSの資格の科目は
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
の5科目に分かれており、さらに、WordとExcelは
- 一般レベル
- 上級レベル
の2つに分かれています。
合格率は、一般レベルで80%。上級レベルで60%。
他の資格に比べると、難易度が低く合格率の高い資格と言えます。
このことから、MOSの資格が取得できれば、すぐに効率よく業務がこなせるかと言えば、それは別の話になります。
転職や就職を見据えるのなら、

MOSの資格取得をゴールにするのではく、実用的なスキルを身につけることが大切です。
実際に、MOSの資格は持っているだけで、転職や就職の内定率をグッと上げたり、昇給に反映したりという強い影響力はありません。
しかし、競争率の高い業種などでは、スキルに加えて資格を取得していることが有利になることもあります。
決して役に立たない資格ではないでしょう。

MOSの資格の知名度は、低い訳ではありませんが、知っている人と知らない人の差が激しいと私は感じています。
私がMOSの資格の存在を知ったのも、パソコン教室でインストラクターの仕事を始めてからでした。
パソコン教室に務める前は、高齢者向けのデイサービスの事務と、医療事務の仕事をしていたことがあり、どちらも日常的にWord・Excel・PowerPointを使う機会がたくさんありました。
しかし、病院や介護施設ではMOSの資格の知名度は低く、知られていないことが多いです。
たとえば、面接でパソコンのスキルについて聞かれた時に
Word・Excel・PowerPointは、MOSの資格すべてに合格しています。
とMOSの資格取得の有無をアピールしても、持っているパソコンのスキルや、資格の価値が伝わりにくい可能性があります。

医療事務の仕事をしていた時に面接を担当したこともありました。私も上司もMOSの資格を知らなくて「???」となっていました(汗;)
それに対して

Excelが得意で集計表やシフト表を素早く作ることができます。
PowerPointでスライドを作成し、プレゼンの方法もしっかり勉強しました。
のように、実用的なスキルがあることを伝えて、そのうえで、資格取得にもチャレンジしたことを伝えると、持っているパソコンのスキルが伝わりやすく、資格の価値も上がりやすいです。

MOSの資格を取得するためには、ひとつの科目ごとに受験料を支払います。
公式サイトに記載れているとおり、受験料が1科目につき1万円以上かかるので、すべての科目を受験するとなると受験料だけでもかなり大きい金額になります。
さらに、独学で勉強する場合はテキスト代。
パソコン教室に通って勉強する場合は、受験料とテキスト代に加えて月謝や受講料がかかります。
私が務めていたパソコン教室では、MOSの資格を1科目受験するために約8万円の受講料が必要でした。
こういったことから、パソコンのスキルはしっかり習得しても、MOSの資格取得までは必要ないと判断される方が一定数がいらっしゃるのも事実です。
officeのスキルが役に立つ仕事

MOSの資格取得は必須ではありませんが、転職や就職を考える場合は、Word・Excel・PowerPointの最低限のスキルは身につけておきましょう。
そして、競争率の高い業種は、実用的なスキルをしっかり身につけて、MOSの資格も取得しておけば有利になる可能性が大きいです。
私がパソコン教室に務めていた時は、毎月50名ほどの生徒さんの対応をさせていただきました。
通われていた生徒さんの業種で多かったのは
- 事務職
- 看護師
- 介護士
- 個人事業主
- 学校や塾の先生
など、事務職の方以外では、病院や介護施設にお勤めの方が圧倒的に多かったです。
また、小学校や中学校でもパソコンの授業が必要になったことで、学校や塾の先生も習いに来られていました。
実際に、WordやExcel、PowerPointでどんな書類を作成されていたかというと
Wordでは
- 議事録や稟議書、インシデントなどの報告書
- おたよりや通信など施設から配信する書類
- FAX送受信のテンプレート
- 表彰状
Excelでは
- 月間・年間の集計表
- シフト表
- 見積書や請求書
- 在庫管理表
- グラフ
PowerPointでは
- 勉強会のプレゼンのスライド
- 小学生の練習問題
などでした。
私がデイサービスの事務の時に作成したシフト表は、スタッフの方の勤務時間や資格取得率、正社員の勤務時間の割合などが、毎月自動で計算されるように関数をいくつも使っていました。
こういった実用的な書類がスムーズに作成できるスキルがあれば、転職や就職に役立ちますね。
おすすめの勉強方法

Word・Excel・PowerPointなど、officeのスキルを習得するためには
- 独学で勉強する
- パソコン教室に通う
- オンライン講座を受講する
などの方法がありますが、転職や就職を見据えるなら、パソコン教室に通うかオンラインの講座を受講することをおすすめします。

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MOSの資格についてのまとめ

今回は、MOSの資格の必要性や役に立たないと言われる理由、Word・Excel・PowerPointなどofficeのスキルの習得方法について、私の考えをまとめました。
MOSの資格が必要かどうかは、業種にもよるので必須ではありません。
しかし、WordやExcel、PowerPointなどを日常的に使う業種で、競争率が高い場合などは、資格を取得していることが有利になることもあります。
また、転職や就職を見据えてWordやExcel、PowerPointを勉強するのなら、資格取得をゴールにせずに、実用的なスキルを身につけるようにしましょう。
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それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました☺