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うちの子、最近マイクラばっかり。勉強しなくて大丈夫なの?
こんなふうに心配される保護者の方は多いのではないでしょうか。
マインクラフト(通称マイクラ)は、世界中で人気のゲームですが、子供が長時間夢中になっていると「ゲームばかりしてて大丈夫?」と思ってしまうかも知れません。

我が家の子供たちも、マイクラに長時間夢中になることが多々あり、最初の頃はかなり心配しました。
しかし実は、マイクラには 創造力・論理的思考力・問題解決力 を育てる要素がたくさん詰まっています。
さらには教育現場でも活用されており、「遊びながら学べる教材」として注目されているのです。
この記事では、
- マイクラの特徴と子供が夢中になる理由
- マイクラが子供に与える良い影響
- 教育的に活かす方法と注意点
について分かりやすく解説します。
「ゲームばっかりで大丈夫?」という不安を感じておられる保護者の方には、ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。
マイクラはどんなゲーム?

マインクラフト(Minecraft、通称マイクラ)は、世界中で大人気の「サンドボックス型」と呼ばれるゲームです。
サンドボックスとは「砂場遊び」のように、決められたルールやゴールがなく、自分の好きなように世界を作って遊べるスタイルのことを言います。

マイクラの世界は、四角いブロックだけで作られています。
基本的な遊び方
マインクラフトの魅力は「自分で遊び方を決められる自由度」にあります。
大きく分けて、以下のような楽しみ方があります。
1. ブロックを組み立てて建築
- マイクラの世界はすべて「ブロック」でできています。
- 子供たちはそのブロックを積み重ねて、家やお店、お城や街などを自由に建築していきます。
- 実際の建物を参考に再現したり、自分の想像力でオリジナルの街を作ったりできるため、レゴ遊びのデジタル版のような感覚です。

ブロックを組み立てて、自分の世界を創るのがマイクラの基本の遊び方。
2. サバイバルモードで冒険
- サバイバルモードでは、木や石を集めて道具を作り、食料を確保し、モンスターから身を守りながら生活します。
- 夜になるとゾンビやクリーパーといった敵が現れるので、安全な家を作る必要があります。
- このモードを通じて、計画性や工夫する力を自然に身につけられます。

耐久性の弱いブロックで家を作ると、敵に破壊されてしまうみたい!

我が家の子供たちも、耐久性の高いブロックを調べて家を作ったり、家の周りにフェンスを作って敵の侵入を防いだりと、いろいろ工夫しているようです。
3. クリエイティブモードで自由に創作
- サバイバルと違い、材料を無限に使えるモード。
- 空を飛んで移動できるため、巨大な建築物や複雑な装置を作ることも可能です。
- 子どもがアイデアを制限なく形にできるため、創造力を思い切り発揮できる遊び方です。

小4の娘がクリエイティブモードで、すごく複雑な建築物を作っていたので驚きました。
4. レッドストーンで仕掛け作り
- マイクラには「レッドストーン」というアイテムがあり、回路のように使うことでドアを自動で開けたり、トロッコを動かしたりできます。
- 子どもは遊びながら 論理回路やプログラミング的な考え方 を学ぶことができます。
5. マルチプレイで協力
- 友達やオンラインの仲間と一緒に同じ世界で遊べます。
- 一緒に街を作ったり、役割分担して冒険したりする中で、協力する力やコミュニケーション力も養われます。

マイクラは「ただのゲーム」ではなく、遊びの中に建築・計画・論理・協力といった多様な学びが詰まっています!
マイクラの特徴
- 決まったクリア条件がない → 子どもが自分で目的を設定して取り組める
- 協力プレイが可能 → 友達やオンラインで一緒に建築や冒険ができる
- PC・Switch・スマホなど、幅広いデバイスで遊べる
教育面で注目される理由
マイクラは「ただのゲーム」ではなく、創造力や問題解決力を育てる教材としても注目されています。
実際に教育現場では「教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition)」が導入され、プログラミング学習や歴史・科学の授業にも活用されています。
子供がマイクラに夢中になる理由

マイクラに夢中になる子供が多いのは、単なる「ゲームだから楽しい」という理由だけではありません。
実は、子供たちが成長段階で求める 学びや欲求を満たしてくれる仕組み が詰まっているのです。
自由度の高さ
マイクラには決められたゴールやストーリーがなく、遊び方を自分で決められます。
「今日は家を建てよう」「冒険に出かけよう」といった自由さが、子供にとって大きな魅力です。
達成感が得られる
材料を集め、計画を立てて建物を完成させたり、敵を倒したりする過程で、自然と 小さな成功体験 を積み重ねることができます。
これが「もっとやりたい!」という意欲につながります。
創造力を発揮できる
自分のアイデアを自由に形にできるのも大きなポイントです。
ブロックを組み合わせて作品を作ることで、「自分の世界を作った!」という満足感を味わえます。
友だちや兄弟一緒に楽しめる
マイクラは1人で遊ぶだけでなく、友達や兄弟と協力して遊ぶことができます。
「役割分担して街を作る」「一緒に冒険する」など、協力プレイの楽しさが子どもをさらに夢中にさせます。

我が家の上の子と下の子は、役割分担が上手く出来ず、時々ケンカしていますが、これも良い経験になると思っています(笑)
好奇心を刺激する要素が多い
回路や仕掛けを作れる「レッドストーン」など、探究心をくすぐる仕組みが豊富にあります。
子供は「どうやったら動くんだろう?」と自然に試行錯誤を繰り返します。

最初は「単なるゲーム」と思いましたが、その裏には学びや成長につながる要素がいっぱい含まれていました!
マイクラが子供に与える良い影響やメリット

マイクラは「ただのゲーム」と思われがちですが、実際には子どもの成長にプラスとなる効果が多くあります。
ここでは代表的なポイントを紹介します。
想像力・想像力が育つ
無限に広がるブロックの世界で建築やデザインをすることで、子どもは自分のアイデアを形にする楽しさを体験します。
「どうやって作ろう?」「色や形はどうしよう?」と考える過程で、自然と 創造力と美的感覚 が磨かれていきます。
論理的思考力を養える
レッドストーン回路を使った仕掛け作りや、自動化装置を作る過程では「条件を設定して動きを制御する」考え方が必要になります。
これは、プログラミング的思考に直結し、算数や理科の学びにもつながります。
問題解決力と計画力が育つ
サバイバルモードでは「食料を確保する」「敵から身を守る」「拠点を作る」といった課題に直面します。
限られた資源を工夫して活用しながら生き抜く経験は、課題を発見して解決する力を鍛えてくれます。
協働力・コミュニケーション力が高まる
マルチプレイでは、友達と一緒に街を作ったり役割分担して冒険したりします。
その中で「協力しないと達成できない目標」を経験でき、チームワークや話し合いの力が身につきます。
自己表現や自己肯定感の向上
「自分の作った建物や仕掛けを人に見せる」「みんなにすごいと言われる」ことで、表現する喜びや自信を得られます。
これは学習意欲にもプラスの影響を与えます。

マイクラがただのゲームではなく、遊びの中で多くの力が育っているのが分かります。
マイクラを教育に活かす方法

マイクラは「遊ぶだけ」でも十分に魅力的ですが、工夫次第で学びにつなげることができます。
教育現場でも導入が進んでいるように、家庭でも「ただのゲーム」から「遊びながら学ぶ教材」へと活用できるのです。
プログラミング学習に活かす
マイクラには MakeCode や 教育版マインクラフト(Minecraft: Education Edition) を使ったプログラミング学習の仕組みがあります。
ブロックを並べて命令を作ったり、JavaScriptでコードを書いたりすることで、子供たちはゲームの中で プログラミング的思考 を体験できます。
マイクラを取り入れているプログラミング教室
学校教育での活用事例
マイクラは「教育版(Minecraft: Education Edition)」として、世界中の学校で授業に取り入れられています。
日本国内でも一部の小中学校が導入しており、教科の理解を深めるツールとして活用されています。
- 立方体や直方体を組み合わせて図形を作ることで、空間認識能力を育てる。
- 面積や体積の概念を、実際にブロックを積み上げて体験的に理解できる。

確かに!立体的な図形は、黒板やノートに書いて勉強するよりずっと分かりやすいね。
- 生態系を再現した世界を作り、食物連鎖や自然環境を学ぶ。
- 電気回路の仕組みを、マイクラ内の「レッドストーン回路」を使って実験できる。
- プログラミング的な要素を組み合わせ、理科の「制御と仕組み」の理解を深める。
- 古代文明の遺跡や歴史的な街並みを再現し、当時の暮らしを疑似体験。
- 地図や地形を題材に、地域の特徴や地理的条件を理解する。

昔の建造物をマイクラで作るなんて楽しそう!!
- 環境問題をテーマに、持続可能な街づくりを考える。
- 自分たちで「未来の学校」「理想の町」をデザインして発表する。
- プロジェクト型学習(PBL)の教材として、グループで協力しながら課題を解決する活動も実施。
- 英語版の教育用ワールドを利用し、英語で指示を理解しながらゲームを進める。
- 実際のコミュニケーション教材として、英語力と問題解決力を同時に育成。

子供の頃にゲームを通じて英語に触れられるなんて羨ましい~!
こうした活動は、教科の知識を「体験的に理解する」手助けとなります。
親子で一緒に楽しむ
一緒にプレイすることで、単なる「子供のゲーム時間」ではなく「親子のコミュニケーションの時間」にもなります。
保護者の方が関心を持って見守ることで、子供たちは安心して創作や挑戦を楽しめます。
注意点とデメリットも知っておこう

マイクラには教育的なメリットが多くありますが、一方で注意しておきたい点もあります。
保護者の方があらかじめ理解しておくことで、安心して子供たちに遊ばせることができます。

我が家でもマイクラをする時のルールをいくつか決めています。
長時間のプレイによる依存リスク
マイクラは自由度が高く「終わりのないゲーム」なので、気づけば何時間も遊んでしまうことがあります。
👉 保護者が 時間のルールを決める(例:1日1時間、宿題が終わってから)など、生活リズムを崩さない工夫が必要です。

我が家では、平日にマイクラをする時は、必ず宿題が終わってからという約束にしています。宿題が終わるのが遅くなれば、その日はマイクラをすることはできません💦
ネットを介したトラブル
マルチプレイでは、見知らぬ人とオンラインで交流することも可能です。
そのため、言葉のトラブルや不適切なやり取りが発生するリスクもあります。
👉 小学生が遊ぶ際には、友達や家族とのプレイに限定する、オンライン接続を制限するなどの対策を取りましょう。
勉強や生活への影響
楽しすぎるあまり、勉強や睡眠、運動などに支障が出てしまうことも。
👉 ゲームを「禁止」するのではなく、家庭でバランスを取るルールを一緒に考えることが大切です。

我が家では、夜の9時以降にマイクラをしない約束にしています。
デバイスや環境の負担
マイクラはPC版や教育版の場合、ある程度のスペックが必要です。
動作が重いと子供がストレスを感じることもあるので、パソコンや端末のスペックを確認しておくと安心です。
まとめ|マイクラは遊びながら学べる教材

マインクラフトは、子供たちが夢中になる人気ゲームである一方で、
- 創造力
- 論理的思考力
- 問題解決力
- 協働力
といった将来につながる力を育てる教材でもあります。
一見「遊んでいるだけ」のように見えても、建築や仕掛け作りの中で試行錯誤し、友達と協力してプロジェクトを進める経験は、学校の勉強や社会で必要とされる力に直結しています。
実際に教育現場でも活用されていることからも、その価値は証明されています。
もちろん、やりすぎやネット上でのトラブルには注意が必要です。
保護者の方が時間や使い方のルールを決めて見守ることで、マイクラは「ただのゲーム」ではなく「学びのツール」として子供たちの成長を支えてくれます。
子供が楽しんでいる姿を否定するのではなく、「どう活かすか」を考えてあげることが大切です。
マイクラを上手に活用すれば、遊びと学びの境界を超えて、未来につながる力を伸ばすきっかけになるでしょう。
もっと本格的に学ばせたい!
と思った時は、マイクラを使ったプログラミング教室もおすすめです。
- ゲーム感覚で取り組みながら、論理的思考や問題解決力を育てられる
- 教室なら先生がサポートしてくれるので、初心者でも安心
- 友達と一緒に学ぶことで、協働力やコミュニケーション力も育つ

最近は、オンラインで学べるプログラミング教室も増えています!

オンラインの教室なら送り迎えが不要なことと、学習している様子を自宅で確認できることがメリットだね!
マイクラを取り入れているプログラミング教室
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など
多くのプログラミング教室では、無料体験が実施されています。
お子様に合うか合わないかは、実際に体験授業を受けてみて判断されるのがおすすめです☺
プログラミングって本当に楽しいので、気になる教室がある方は、ぜひ、無料体験に参加してみてくださいね!
※目的や種類ごとにピックアップ
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺