つわりの症状がだんだん酷くなってくる
妊娠5・6週目頃から始まるつわり。
日に日に症状が酷くなったり、食べられるものが減ったり、楽しいマタニティライフとは程遠い生活を送っている方もおられると思います。
つわりって本当にどうしようもないくらいしんどいですよね。
この記事では、
- つわりの症状を軽くして
- ピークを乗り切るための対処法
についてまとめています。
おもに【吐きづわり】の症状についての対策になりますので、ぜひ読んでみてください。
つわりとは
つわりとは妊娠初期に起こる体の不調のことで、約8割の人が経験すると言われています。
つわりが終わる平均的な週数については下記の記事で詳しく解説しています。
よろしければ読んでみてください。
つわりの種類
私が経験したつわりは【吐きづわり】と呼ばれる種類でした。
つわりは大きく分けて5種類あります。
「知ってるよ~」って方は、次の項目までジャンプ!してください。
吐きづわり
吐きづわりの症状は
24時間ずっと気持ち悪くて常に吐き気がある状態
です。
吐き気の強さには個人差があって、少し気持ち悪いかな?という程度の人から、1日に何度も嘔吐するくらい酷い人もいます。
私の症状は1日中乗り物酔いをしているような感覚でした。
食べても吐くし、食べなければ胃液を吐きました。
胃液を吐くと胃酸で喉が傷んでしまうので、飲み物だけでも摂取していると吐く時に少しだけ楽です。
食べづわり
食べづわりの症状は吐きつわりとは逆で、
食べなければ気持ち悪くなって吐く
です。
特に朝起きた時は胃の中が空っぽになっていることが多いので、起床時に症状が強くなります。
対処法として常に何か食べている状態になるので、体重増加に注意が必要です。
眠りつわり
眠りつわりの症状は
異様に眠くなる
です。
眠気の強さも個人差があり、少し眠いなというくらいの人から気絶しそうなくらい眠いという人まで様々です。
あまりにも眠気が強い時は、車の運転など出来る限りしないようにしましょう。
においつわり
においつわりの症状は、嗅覚に変化があり
今までなんともなかった匂いを受け付けなくなる
です。
炊きたてのご飯、冷蔵庫、タバコの匂いを受け付けなくなる人が多いです。
匂いづわりの症状は私も経験しました。
- 炊きたてのご飯の匂い
- パスタを茹でる時の匂い
- 玉ねぎの匂い
- にんにくの匂い
が駄目になり耐えられませんでした。
よだれつわり
よだれづわりの症状は
よだれがたくさん出て飲み込むと気持ち悪くなる
です。
つわりの中ではマイナーなほうで、経験する人は少ないと言われています。
定期的に唾液を吐き出したり、枕元に洗面器を置いたりして対処している人が多いです。
吐きづわりを軽くする方法
それでは、私が実際に試してみて吐きづわりの症状が軽くなったと感じた方法を紹介していきますね。
冷えピタを貼る
「冷えピタ」は、第1子を妊娠している時に試してみてすごく効果を感じました。
使い方は発熱時と同じで、ピタッとおでこに貼るだけです。
それだけで気持ち悪さや吐き気がかなり楽になります。
もともと冷えピタは乗り物酔いにも効果があると言われています。
なので、吐きづわりの症状に対してしっかり効果を感じたのだと思います。
吐きづわりの方は、ぜひ1度試してみてください。
ただし、冬場は冷えピタを貼ると寒くなる可能性があるので、暑い季節のほうがおすすめです。
子供用歯ブラシに変える
つわりの時の歯みがきって大変ですよね。
私は歯みがきの時に何回も嘔吐してしまいました。
つわりの時は口の中が敏感になるのか、歯ブラシのヘッドが当たるだけでも吐き気を誘発してしまいます。
そこで使ってみたのが、ヘッドの小さい子供用の歯ブラシです。
磨く時のポイントは
- 少し前かがみになりながらゆっくり磨く
です。
これだけで吐き気が誘発される可能性がグッと減りました。
ぜひ試してみてください。
つわりに効くツボを刺激する
私は妊活中から妊娠初期にかけて、不妊治療専門の鍼灸院に通っていました。
なので、妊娠初期は鍼灸院で「つわりに効くツボ」を刺激してもらいました。
ツボの位置は手首の1番太いシワから指3本分下にある「内関」というツボです。
この位置に専用のテープを貼ってもらいました。
専用のテープを貼ってもらってからしばらくは少しだけ吐き気がマシになりました。
自分でゆっくりツボを刺激しても良いですが、下記のような商品もあります。
劇的な効果は期待できませんが、何を試してもつわりの症状が軽減しないという人は1度試してみる価値ありです。
無理にご飯を食べない
気持ち悪くて食べられない時は無理に食べなくてOKです。
つわりの時の食事は
- 食べられる時に
- 食べられる物を
- 少しずつ
が基本です。
無理に食べても吐いてしまうだけなので、症状が落ち着いている時に少しずつ食べるようにしましょう。
ただし、食べられそうなものが何も無くて水分もまったく摂れないという人は脱水症状を起こす可能性があります。
産婦人科で相談して点滴などをしてもらいましょう。
常に何か口の中に入れておく
これは食べづわりの人と共通した対処法です。
吐きづわりの症状は食べても食べなくても吐きますが、飴やガムなどを常に口の中に入れておくことによって、吐き気を誘発しにくくなります。
私はよくメントスのグレープフルーツ味を食べていました。
そろそろ吐き気が強くなるかもという時に食べると、吐き気が治まってくれることもありました。
朝一番にお白湯を飲む
これは第2子のつわりの時に試してみました。
朝一番は胃の中に前日からの未消化物が残っています。
この未消化物をお白湯を飲んで浄化させることによって、胃の中がすっきりし、つわりの症状が軽くなります。
お白湯の作り方はこちらです。
やかんにお湯を入れてボコボコ沸騰させる
中火から弱火に調節して、そのまま約10分間やかんのお湯をコトコトさせる
約10分間コトコトさせることで消化力を上げる効果的な美味しいお白湯になります。
しかし、つわりのピークの時はこのお白湯を飲むことすら厳しい場合があります。
なので、つわりの症状が少し落ち着いている時に試していただくと良いかなと思います。
精神的に負担になることはしない
つわりの症状は精神面にもかなり左右されます。
なので、出来る限り精神的に負担になることは避けましょう。
私は
- あまり気を使わない身内に家事を手伝ってもらう
- 仕事を辞めてしまう
などで対処しました。
仕事を辞めてしまうことに不安もありましたが、おかげで今は良い職場に出会えています。
つわりのピークについて
一般的なつわりのピークは妊娠8週目から11週目だと言われています。
多くの妊婦さんが妊娠12週目を迎える頃には症状が落ち着き始め、妊娠16週目頃には妊娠前と変わらない生活を送っておられます。
つわりはピークを乗り越えるとかなり楽になります。
終わりも見えて来ます。
つわりの真っ最中は終わりが見えなくて、もしかしたら一生このままかも!?と思うことがあるかも知れませんが、必ずつわりは終わります。
おわりに
私は第1子を妊娠した時のつわりが本当に酷くて、泣きそうになりながら毎日を過ごしていました。
待ちに待った妊娠で嬉しいはずなのに嘔吐する日々。
本当に辛かったです。
きっと私と同じような症状の方がおられると思うので、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。
つわりの時の食事については下記の記事に更新しました。
よろしければご覧ください。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。