電動鼻吸い器、買った方が良いかなぁ?
我が家には2015年産まれの娘と2018年産まれの息子がいます。
電動鼻吸い器を購入する以前に
- 娘が中耳炎を繰り返す
- 息子が気管支炎で入院
といったことがありました。
「繰り返す中耳炎」や「たくさん咳が出る気管支炎」
これらの原因の大半は鼻の奥に溜まった鼻水です。
この鼻水を吸引するために、我が家では2018年の冬に電動鼻吸い器を購入しました。
この記事では
- 電動鼻吸い器と手動の鼻吸い器のメリット・デメリット
- 病気予防に電動鼻吸い器がおすすめな理由
- 電動鼻吸い器の使い方のコツ
をまとめています。
特に、小さい子供さんのおられるご家庭は電動鼻吸い器を持っておくと安心なので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
電動鼻吸い器と手動の鼻吸い器のメリット・デメリット
まずは、電動鼻吸い器と手動の鼻吸い器のメリット・デメリットを比較していきますね。
我が家では
- 口で吸うタイプの鼻吸い器
- ハンディタイプの鼻吸い器
- 据え置きタイプの電動鼻吸い器
の3種類の鼻吸い器を使ったことがあります(笑)
口で吸うタイプの鼻吸い器
口で吸うタイプの鼻吸い器はドラッグストアなどで1番よく見かけるタイプです。
お値段もお安くコンパクトで、外出時も気軽に持ち運びすることが可能です。
また、口で吸うタイプは自分で力加減を調節することが出来るので、小さい赤ちゃんに使う時などはなんとなく安心感があります。
私が使ってみた感想はこちらです。
- 流れ出て来る水っぽい鼻水は吸える
- 鼻の奥に溜まっている鼻水はまったく吸えない
- 赤ちゃんが動き回るようになると鼻水を吸うのが困難
そして「逆流しない」と商品の説明欄には記載されていますが、体勢によっては逆流してしまったことが2・3回あり、見事に鼻水が口の中に入ってしまいました(笑)
鼻吸い器を使用する時は1日に何度も何度も使用します。
逆流して鼻水が口に入ってしまったら、ほぼ確実に風邪がうつりますし、入らなくてもかなりの確率で風邪がうつります。
子どもを看病している時に自分まで体調が悪くなるのはちょっとツラいですね。
あとは、かなりの肺活量が必要になってくるので体の負担も大きいです。
- 値段が安い
- 簡単に持ち運びできる
- 自分で力加減が調整できるので安心感がある
- かなりの確率で風邪がうつる
- 奥に溜まっている鼻水が吸い出せない
- 肺活量が必要なので体の負担が大きい
- 吸い出した鼻水が口の中に入ることがある
- 赤ちゃんが動き回るようになるとかなり使いにくい
ハンディタイプの鼻吸い器
口で吸うタイプの鼻吸い器は私まで風邪に感染してしまうので、ハンディタイプの鼻吸い器を購入しました。
お値段は少し上がりますが、こちらもコンパクトで持ち運びには便利です。
しかし、使ってみた感想は
- 口で吸うタイプ以上にまったく吸えない
でした。
決して安い買い物ではないハンディタイプの鼻吸い器、買わなければ良かったと後悔しかありません(泣)
- 値段が比較的安い
- 簡単に持ち運びできる
- 口で吸うタイプ以上にまったく吸えない
据え置きタイプの電動鼻吸い器
口で吸うタイプやハンディタイプの鼻吸い器に比べると、お値段もかなり上がりますし、簡単に持ち運ぶことも出来なくなります。
使ってみた感想はこちらです。
- パワフル
- 意外と音が静か
- 奥に溜まっている鼻水がどんどん吸える
こんなに吸引力が違うなんて驚きでした。
子供も2人ともあまり嫌がらずに吸わせてくれます。
- 奥に溜まっている鼻水が吸い出せる
- 意外と静か
- パワフル
- 値段が高い
- 持ち運びが不便
おすすめの電動鼻吸い器
スマイルキュート
息子の主治医の先生が教えてくれたおすすめの鼻吸い器は【スマイルキュート】です。
おすすめのポイントは
- 軽量でコンパクト
- お手入れが簡単で衛生的
- 3種類のシリコン製の吸い口が付属
- 困った時は電話のサポートが受けられる
です。
シリコン製の吸い口でなかなか鼻水が吸引できない時は、別売りのガラス製の吸い口を使うと吸引力がアップするようです。
小児科の先生も自分の子供さんに使っておられるようで、十分に鼻水が吸引できると言っておられました。
なので、どの鼻吸い器を買えば良いか分からないという時はこのスマイルキュートが良いかなと思います。
セパDC-2
我が家では、息子に軽度のアデノイドの増殖症があるため、医療用の鼻吸い器を使用しています。
アデノイドの増殖症があると、鼻水の量が多かったり、奥のほうでずっとグズグズしていたりします。
そう言った時は、吸引用の細いカテーテルを使って奥の鼻水を吸引します。
詳しい使い方などはまた別の記事でご紹介したいと思いますが、一般的には上記の【スマイルキュート】で十分だと思います。
鼻水を吸引すると病気の予防になる?
奥に溜まっている粘り気のある鼻水。
実は、この鼻水こそ細菌だらけなんだそうです。
この鼻水を放置しておくことで
- 中耳炎になる
- 風邪症状が酷くなる
- 高熱が出やすくなる
- 鼻水が喉に流れて咳が酷くなる
- 母乳やミルクをうまく飲めなくて嘔吐する
などの症状に繋がります。
私はこの説明を聞いて、娘の中耳炎や息子の気管支炎が完全にこのパターンだと納得でした。
電動鼻吸い器を使うようになってからは、娘は中耳炎を繰り返していませんし、息子も少々の風邪ではこじらせなくなりました。
なので
鼻水をこまめに吸ってあげることがとても大切で、病気の予防にも繋がる
ということを実感しています。
電動鼻吸い器の使い方のコツ
最後は電動鼻吸い器の使い方のコツについてです。
外から見た時の鼻の形状から、どうしても画像の赤色矢印のように鼻の上に向けて鼻吸い器の吸い口を入れてしまいがちですよね。
私も小児科のドクターに教えてもらうまでずーっと上に向けて吸い口を入れていました。
これは間違いだそうです。
正しくはこちら。
鼻の上ではなくて、青色矢印のように顔の中心部と言うか奥に向かって吸い口を入れるんだそうです。
そして、なおかつ、少し内側に。
それから、もう片方の手の指で鼻の穴の横を少し引っ張るようにして鼻孔を拡げて、吸い口を軽く動かします。
すると、ズルズルズル~っと奥に溜まっている鼻水が綺麗に吸い出せます。
最初はうまくいかないかも知れませんが、すぐに慣れてくると思います。
予想以上にたくさんの鼻水が吸い出されて驚かされることもあります。
また、子供が嫌がって暴れてしまう時の押さえかたですが、まず、子供を仰向けに大の字のように寝かせて、大人は子供の頭側に座ります。
そして、大人が両足を伸ばして、右足を子供の右腕の上に乗せ、左足を子供の左腕の上に載せます。
すると、ちょうど大人の太ももで子供の顔を挟むような格好になります。
そのまましっかり固定すると、子供は暴れられないので簡単に鼻水を吸い出すことが出来ます。
我が家でも息子の鼻水を吸う時は、いつもこのスタイルで吸っています。
据え置きタイプの電動鼻吸い器は本当に便利なので、ぜひ、ご検討くださいね!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。