妊娠する可能性が高いのはいつ?
「排卵日に夫婦生活をもてば妊娠する可能性が高い」と、ずーっと昔から言われていますよね。
私も排卵日が1番妊娠しやすいと思っていました。
でも、それが違うかったんです。
私は第1子を妊活中に「不妊治療専門の鍼灸院」と「不妊治療専門の婦人科」に通っていました。
そこで
1番妊娠しやすいタイミングは排卵日の2日前
だと教えてもらったんです。
この記事は
- 排卵日の2日前が妊娠しやすい理由
- 更に妊娠する可能性をアップする方法
について解説しています。
妊活中の方にとって参考にしていただける内容だと思いますので、ぜひ読んでみてください。
排卵と妊娠(受精)の仕組み
まずは、排卵と妊娠のしくみから簡単に説明していきますね。
排卵と妊娠のしくみを知っていただいた方が、妊娠しやすいタイミングがよく分かると思います。
「知ってるよ~」って方は次の項目までジャンプ!してください。
排卵の仕組み
卵子は卵巣の中にある【卵胞】という袋で育っています。
毎月1つずつ卵胞が育って、その中から卵子が飛び出てきます。
これを【排卵】といいます。
卵胞から出てきた卵子は【卵管采】でキャッチされ、卵管膨大部と卵管を通って子宮の中に到着します。
妊娠するまでの仕組み
卵子と精子が出会って受精する場所は【卵管膨大部】です。
卵管膨大部で受精した受精卵が、分裂を繰り返しながら卵管を通って子宮の中に到着します。
子宮の中に到着した受精卵が子宮内膜に着床すると【妊娠】が成立します。
1番妊娠しやすいタイミング
それでは、1番妊娠しやすいタイミングが排卵日の2日前である理由を解説していきます。
妊娠しやすいタイミングには
- 卵子と精子の受精可能な時間
- 頸管粘液(おりもの)の状態
が深く関係しています。
卵子の受精可能な時間
卵子の寿命は排卵してから約24時間です。
しかし、受精可能な時間は
排卵後の最初の6~8時間だけ
です。
なので、排卵日よりあとに夫婦生活をもっても妊娠する可能性はありませんし、排卵当日でも間に合わない可能性があります。
精子の受精可能な時間
精子の寿命は約2~3日で長くて1週間です。
しかし、受精可能な時間は
射精後5~6時間経過してから約36時間
です。
射精後すぐの精子には受精能力がないので、やはり排卵当日は妊娠する可能性が低いと言えます。
頸管粘液(おりもの)の状態
妊娠するために重要なのが頸管粘液(おりもの)です。
頸管粘液は日々分泌されていますが、排卵が近づくにつれて性質が変化し、よく伸びるようになってきます。(伸びおりとか卵白おりとか言われるものです。)
この排卵期の頸管粘液の中を精子が通過することによって
- 元気な精子が選別
- 精子の運動性が活発になる
- 精子が子宮の中に進入しやすくなる
などの効果があります。
卵子と精子の受精可能な時間、頸管粘液の状態。
これらの条件を満たしてくれるのが【排卵日の2日前】であることが多いので、妊娠する可能性が一番高いということになります。
頸管粘液の状態を自分で調べる方法には【福さん式】があります。
福さん式についてはこちらをどうぞ。
頸管粘液が少ないと妊娠する可能性は低くなります。頸管粘液が少ないと思う時は不妊治療専門の婦人科へ相談に行きましょう。ホルモンバランスが乱れているかも知れません。
更に妊娠する可能性を上げる方法
排卵日の2日前以外に妊娠する可能性が高い日
妊娠する可能性が1番高いのは排卵日の2日前ですが、その次に妊娠する可能性が高いのは
- 排卵日の3日前
- 排卵日の前日
このどちらかだそうです。
なので、妊娠する可能性を更に上げるには
「排卵日の3日前」から「排卵日前日」までに夫婦生活を2回もつ
のが1番良いそうです。
もし、排卵日の2日前を逃してしまったとしても「排卵日の3日前」と「排卵日の前日」に夫婦生活をもっておれば、妊娠する可能性はそこそこ高いと思います。
私は「排卵日の3日前」と「排卵日の前日」のタイミングで第1子(娘)を授かっています。
排卵日を調べて把握する
排卵日を調べる方法には
- 基礎体温
- 排卵検査薬
- 病院で卵胞チェック
などがあります。
私のおすすめは【海外製の排卵検査薬】です。
インターネットで安くまとめ買いができます。
体を冷やさない(温活)
私が通っていた不妊治療専門の鍼灸院では、妊娠する可能性を上げるためには「冷え性」を改善することも大切だと教えていただきました。
下記の記事にまとめていますので、冷え性の方は、ぜひご覧ください。
温活と妊活が一緒にできるショウガ葉酸もおすすめです。
葉酸には子宮内膜をフカフカにして妊娠しやすい環境を整える働きもあると言われているので、ぜひ調べてみてください。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。