海外製の排卵検査薬が疑陽性になる原因と対策。

排卵検査薬が疑陽性になってしまう・・・

私は第1子を妊活中に疑陽性に悩まされたことが何度もありました。

疑陽性になってしまうと妊娠しやすいタイミングが分からない。どうしたらいいの?

この記事は

  • 海外製の排卵検査薬(wondfo)で疑陽性が続いて困っている

という方に原因と対策をご紹介しています。

ご紹介する内容は私が不妊治療専門の鍼灸院でアドバイスいただいた内容になりますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

排卵検査薬が疑陽性になる原因

排卵検査薬が疑陽性になってしまう原因

まずは、排卵検査薬が疑陽性になってしまう原因を3つご紹介していきますね。

①朝一番の尿で検査している

妊娠検査薬は朝一番に使うから排卵検査薬も朝一番に使ってた!ダメなの?

朝一番の尿が1番濃いと言われているので妊娠検査薬は朝一番に検査しますよね。

でも、排卵検査薬を朝一番に使うのはNGだそうです。

排卵検査薬は排卵を促すLH(黄体形成ホルモン)というホルモンに反応するように作られています。

LHは排卵前に分泌量が急上昇するので、この時に排卵検査薬を使うと陽性になります。

しかし、LHは日々少しずつ分泌されています。

なので、朝一番の尿はLHの濃度も濃くなっています。

すると、排卵が近くなくても濃度が濃くなったLHに排卵検査薬が反応してしまうので、陰性のはずが疑陽性になってしまう可能性があります。

あとで見直したら説明書にも書かれていました。もっとしっかり読めば良かった。

参考までに、排卵検査薬が疑陽性になった時の画像はこちらです。

>排卵検査薬wondfo疑陽性

判定ラインがこれくらいの濃さになると、そろそろ排卵かなと思いますよね。

それなのに夕方にも検査してみると

排卵検査薬wondfo疑陽性

陰性に戻っている!なんで?

私はこれを何日も繰り返してしまって、本当に参りました。

②排卵検査薬(wondfo)が自分に合っていない

海外製の排卵検査薬が疑陽性になる原因

朝一番の尿を避けているのに排卵検査薬で疑陽性が続く人は、排卵検査薬の種類が自分に合っていない可能性があります。

排卵検査薬はLHに反応するように作られていますが、日々分泌されているLHの量には個人差があるからです。

海外製の排卵検査薬(wondfo)の特徴は

  • 精度がよくて微量のLHにも反応する

です。

なので、日々分泌されているLHの量が普段から多めの人は排卵が近くなくても疑陽性が出やすい傾向にあります。

③排卵していなかった

海外製の排卵検査薬が疑陽性になる原因

女性の体はデリケートなので、普段から生理周期が安定している健康な人でも、まれに排卵しない月があります。

排卵しない月はLHの分泌量が不安定になることがあります。

なので、こういった月は排卵検査薬が陽性にならずに疑陽性が続いて、そのあと陰性に戻ってしまう可能性があります。

排卵検査薬で疑陽性が続く時の対策

排卵検査薬が疑陽性になる時の対策

次は排卵検査薬で疑陽性が続く時の対策をご紹介していきますね。

①お昼や夕方など検査する時間帯を変える

朝一番の尿で疑陽性が出てしまう人の対策は説明するまでもないですが、お昼や夕方など検査する時間帯を変えてみましょう。

ほどよく水分摂取できている状態が良いと思います。

仕事や育児が忙しくて水分が十分に摂取できていないと、尿が濃くなって朝一番と同じような現象がおこってしまいます。

私は仕事の帰りにしっかり水分補給して、帰宅した夕方に検査するようにしました。

すると

排卵検査薬wondfo陽性

多少水分を取り過ぎたかなと思う時でも排卵の前になるとくっきりと陽性反応が出ました。

②排卵検査薬をwondfoからDAVIDに変える

朝一番の尿を避けているのにwondfoで疑陽性が出てしまう場合は、違う種類の排卵検査薬に変えてみましょう。

私は不妊治療専門の鍼灸院でDAVIDという排卵検査薬を紹介されて使ったことがあります。

「DAVID」は「wondfo」に比べると反応が緩やかです。

wondfoで疑陽性になった時と同じ尿で検査したDAVIDは半分くらいの濃さでした。

陰性と判断できる濃さなので、疑陽性に惑わされることはなさそうです。

ただし、DAVIDは排卵が近くなった時の反応が薄めで少し分かりにくいです。

これはもう実際に使ってみるしかないですが

  • wondfoを使って疑陽性が出やすい人はDAVIDを
  • DAVIDを使って反応が分かりにくい人はwondfoを

という感じで種類を変えてみるのが良いのかなと思います。

海外製の排卵検査薬は他にも種類があるので、ぜひ調べてみてくださいね。

参考 トップページこうのとり検査薬.NET

③病院で卵胞チェックをしてもらう

排卵検査薬で疑陽性が続く時の対策

排卵検査薬が陽性にならずに疑陽性から陰性に戻ってしまうパターンが毎月のように続く場合は、病院で卵胞チェックしてもらうのがおすすめです。

卵胞チェックとは

  • 排卵するための卵胞が育っているか
  • 卵胞が育ったあとに排卵したか

など、排卵までの様子をエコー(超音波)で調べる検査です。

まれに排卵しないのは誰にでもあることなので、特に心配しなくて良いと思います。

しかし、毎月のように疑陽性が続いてなかなか陽性にならない(ずっと排卵してないかも?)という時は【多嚢胞性卵巣症候群】などの病気が隠れている可能性もあります。

受診する時は不妊治療専門の病院がおすすめです。

私が鍼灸院の先生に教えてもらった情報では

  • 普通の産婦人科のエコーは赤ちゃんを診るためのもの
  • 不妊治療専門の病院のエコーは卵胞を診るためのもの

という違いがあるので、全然見え方が違うそうです。

実際に、私も1度だけ不妊治療専門の病院で卵胞チェックをしてもらったことがあります。

いつも職場で見ていた赤ちゃんのエコーと比べて、ずっと精密にくっきりと子宮や卵巣が映し出されていたので驚きました。

それに、不妊治療専門の病院ならその後の検査や治療もスムーズです。

私は普通の産婦人科で働いていたことがあるのですが、不妊相談に来られる方も少なくありませんでした。

治療を受けても妊娠しないし原因も分からない。

原因が分からないから治療ができない。

出口の見えないトンネルのような状況におられる方をたくさん見てきました。

その点、不妊治療専門の病院なら専門的な検査が受けられるし、的確なアドバイスも貰えます。

受診を考えておられる方は、ぜひぜひ不妊治療専門の病院をご検討ください。

よろしければ下記の記事もご覧ください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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