胎動を感じられるのは幸せな時間
赤ちゃんの胎動が分かるようになると、ようやく妊娠している実感がわいてきて幸せな気持ちになりますね。
この記事は
- 私が胎動を感じにくかった時の原因
- 受診する時の目安やタイミング
- 胎動のカウント方法
- 逆子や臨月の胎動
などについてまとめています。
胎動には個人差がありますが参考までに読んでいただけると嬉しいです。
私が胎動を感じにくかった原因は便秘
私は第1子を妊娠中に胎動を感じにくくて心配になったことが3回あります。
1回目は18週の頃
ようやく胎動だなとはっきり分かるようになったのに、半日から1日ほど、ほとんど胎動を感じない日があったんです。
時々
と思えるくらいの小さな小さな動きを数回感じた程度です。
この頃の赤ちゃんはまだまだ小さいので羊水の中を自由に動き回ることができます。
胎動を感じやすいお腹の表面側にいることもあれば、胎動を感じにくい内臓側にいることもあります。
なので、胎動を少しでも感じるのであればそんなに心配することは無いと言われています。
こんな時はかかりつけの産婦人科に電話で相談するのが一番です。
でも、私は勇気がなくて電話するのを躊躇してしまいました。
もし、赤ちゃんに万が一のことがあったとしても22週未満だと出来ることがほとんどないからです。
だから
これは悪い例なので
胎動を感じにくくて心配になった時はすぐに産婦人科に相談
してください。
そして、この時に胎動を感じにくかった原因は次の日の朝に分かりました。
なんと
だと思われます。
私は妊娠中に便秘になることが多くて、この時も3日くらいお通じがありませんでした。
胎動を感じにくくて不安な気持ちで迎えた次の日の朝、久しぶりにお通じがありました。
そしたら途端にはっきりとした胎動を感じ始めたんです。
この日も胎動を感じにくければ、さすがに覚悟を決めて産婦人科に電話していたと思います。
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気になる方は検索してみてくださいね!
2回目は20~21週の頃
この時の胎動は感じにくいと言うか、感じるには感じるけれど、いつもに比べるとすごく弱々しかったのです。
胎動はお母さんが横になったりリラックスしている姿勢の時に感じることが多いです。(胎動を感じにくいと思った時は試してみてくださいね。)
しかし、この時はどんな姿勢になっても胎動は弱々しいままで・・・
と、心配になりました。
でも、ふと考えてみると、この時も便秘で2日ほどお通じがありませんでした。
そして、この時もお通じがあると途端に力強い胎動を感じるようになりました。
便秘になるとお腹の中が狭くなって胎動を感じにくくなるんでしょうか?
胎動と便秘は関係ないと言われることが多いのですが、私のまわりでは便秘の時に胎動を感じにくかったという人が何人かおられます。
なので、少しくらい関係があるのではないかな?と思っています。
3回目に胎動を感じにくいと思った時のことは次の項目で説明していきますね。
逆子の胎動は感じにくい?
第1子を妊娠中に逆子だと言われたことは無かったのですが、逆子になってたのかな?と思うな胎動を1日だけ体験したことがあります。
逆子の胎動の感じ方
私が妊娠7~8ヶ月頃によく胎動を感じていたのは『おへその少し上』あたり。
胃の方へ向かって蹴られているというか足踏みされているというか、赤ちゃんの足があたっていると感じていました。
それがある日、昼寝から目覚めると胎動がいつもとは明らかに違う感じになっていました。
友人から聞いた逆子の胎動そのものです。
逆子になると胎動を感じにくいと言われることもありますが
- おへそよりも結構下のほうで動く
- お尻のほうをポコポコ蹴られる
- 膀胱に振動が伝わる
という感じで、胎動を感じにくいと思うことはありませんでした。
逆子の胎動が感じにくかった時の原因
しかし、夜になるとこの逆子らしき胎動はだんだん弱々しくなってきました。
いつもなら夜は活発に胎動を感じる時間帯です。
30分、1時間と横になって様子をみましたが、いつものような元気な胎動は感じられません。
心配になったので夫に相談し
と言うことになりました。
でも、こんな心配な時にゆっくり入浴なんてしてられませんよね。
少しだけ湯船に浸かってみて、
と早々にお風呂からあがりました。
すると、その途端おへその横辺りにドンッと強い胎動を感じました。
赤ちゃんがお腹の側面を蹴って向きを変えた?というような胎動です。
そうして10分ほど経つと、おへその少し上あたりにいつも通りの胎動を感じるようになりました。
夫と2人でホッと一安心です。
胎動が少なく弱々しかったのは、もしかしたら、お腹の赤ちゃんが逆子から向きを変えようと必死で頑張っていたのかも知れません。
臨月になると胎動を感じなくなる?
以前、産婦人科で働いていた時のことを少し書きます。
予定日の1週間前にお腹の中で赤ちゃんを亡くされた方に出会ったことがあります。
その方は胎動をまったく感じなくなってから、半日以上、家で様子をみられてしまいました。
なぜすぐに産婦人科へ相談されなかったのかはよく分かりませんが、おそらく、次の日に診察の予約も入っていたし、きっと大丈夫だろうと思ってしまっていたのだと思います。
診察に来られてエコーで赤ちゃんの状態を確認した時には、もう心臓は止まっていました。
診察の予約を待たずに急いで受診してくれていたら、もしかしたら、赤ちゃんを助けてあげることが出来たかも知れないです。
赤ちゃんはお腹の中で20分~30分ごとに寝たり起きたりを繰り返しています。
どんなによく寝る子でも1時間までだそうです。
それは臨月になっても同じです。
胎動を感じなくなることはありません。
ただし、妊娠7・8ヶ月の時に比べると、赤ちゃんはかなり大きくなっています。
お腹の中で動けるスペースが減るので、激しい動きが少なくなったと感じる人は多いようです。
胎動10カウント法と受診する時の目安
胎動10カウント法の数え方
【胎動10カウント法】は胎動を10回感じるまでにどれくらい時間がかかるかを調べるもので
- 赤ちゃんが元気かどうか受診するための目安
にもなります。
私が以前に働いていた産婦人科では
- 妊娠28週頃から
- 決まった時間に
- 1日2回
行うように案内していました。
胎動10カウント法でカウントする時は、横になったりリラックス出来る姿勢になって胎動を数えます。
数え方は
- ポコッと動けば1回とカウント
- パタパタパタとまとめて動いても1回とカウント
- ぐにゅぐにゅーとゆっくり動いても1回とカウント
こんな感じで1連の動きをまとめて1回とカウントします。
ただし、ピクッピクッと小さく一定の感覚で胎動を感じる場合は赤ちゃんがしゃっくりをしている可能性が高いので、これはカウントには含めません。
胎動を10回感じるまでの時間の目安は15分から30分程度のことが多いです。
受診する時の目安は?
私が以前に働いていた産婦人科では、胎動を10回感じるまでに1時間以上かかるようなら少し時間をおいてやり直し。
やり直しても1時間以上かかる場合は電話で相談してくださいと案内していました。
胎動が弱い、少ない、感じにくい、と思う時もこの胎動10カウント法で数えてみて、いつもと様子が違うときは産婦人科に相談すると安心ですね。
胎動10カウント法は、赤ちゃんが元気かどうかを確認するだけでなく、胎動をゆっくり感じられる幸せな時間にもなるのでおすすめです。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
よろしければ下記の記事もご覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。